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木箱の表面仕上げ
量産を見据えた仕様づくり

木箱の表面仕上げは、 色、ツヤ、手触り、木目の見え方、そして手に取ったときのブランド印象を左右します。XRXは実際の素材と構造に合わせ、クリア塗装、着色、マット、光沢、突板、ピアノ塗装などの仕様を検討します。

このページでは、オーダーメイド木箱の量産に向けた下地処理、試作、仕上げ工程、表面保護をご紹介します。仕上げの種類を比較したい方は、仕上げガイドもご覧ください。

マット光沢クリア塗装ピアノ塗装
木箱の表面仕上げ用自動塗装ライン

最低発注数量

500個から

サンプル

7~15日

量産

35~65日

素材とブランドの方向性に合う仕上げを

木製品の表面は色見本だけでは指定できません。MDF、無垢材、突板、オクメでは、吸い込みや寸法変化、木目の出方が異なります。試作前にツヤ、縁の形状、ロゴ加工、取り扱い、納期を併せて確認します。

01

木目を生かすクリア仕上げ

無垢材や突板に透明塗装を施し、木目を見せながら表面を保護します。樹種、板の組み合わせ、研磨、着色、許容する天然素材のばらつきを確認します。

02

マット塗装

反射を抑えた落ち着いた表面で、ブランドカラーを表現します。平滑で安定した塗装下地として、MDFがよく用いられます。

03

光沢塗装

光沢のある表面は、店頭での存在感を高めます。下地処理、防塵、塗装、硬化、取り扱い時の保護が仕上がりを左右します。

04

ピアノ塗装

下地処理と研磨を重ね、ガラスのような厚みと光沢を生み出す、高級木箱向けの仕上げです。工程に時間がかかり、梱包にも配慮が必要です。

05

突板仕上げ

安定した芯材に天然突板を貼り、木目の表情と構造の再現性を両立します。木目方向、縁の処理、着色、透明保護塗装を案件ごとに検討します。

06

オリジナルカラーの開発

ご提供の色見本を基に塗装色を調整できます。ただし、実際の照明下で確認した承認済み現物サンプルを製造時の基準とします。

表面仕様をひとつの組み合わせとして決める

仕上げのご要望には、素材、色、ツヤ、質感、木目の見え方と、閉じた状態や展示時に特に目立つ面を含めてください。参考写真は方向性を伝えるのに役立ちますが、同じ色がMDF、ウォールナット、オーク、天然突板でどう見えるかまでは示せません。

そのため、実物サンプルを外観の基準にします。実際に近い照明で、平らな一面だけでなく、フタ、側面、角、底面、内側の縁、金具周辺までご確認ください。製品全体として目指す印象を共有できます。

構造によって対応できる仕上げは変わります

深い溝、鋭い内角、狭い凹部、段差のあるフタ、金具との小さな隙間は、単純な直方体とは下地処理や塗装の条件が異なります。平板の見本で適していても、実際の箱で再現するには構造の調整が必要な場合があります。

特に磨き上げる塗装やツヤを管理する仕上げでは、この確認が重要です。研磨や塗装が届かない箇所、縁への塗膜の偏り、組立時に表面を傷つける接触箇所がないか検討します。仕上げは設計後に追加するのではなく、構造と併せて決めます。

取り扱いと梱包も仕上がりを守る工程です

塗装後も、ロゴ加工、金具取付、内装、検品、梱包が続きます。各工程で縁、工具、治具、隣り合う部材と接触する可能性があります。承認済みの仕上げと目に触れる面に合わせ、作業順序と一時的な保護方法を選びます。

最終梱包も表面管理の一部です。光沢や研磨仕上げの箱は、素朴なクリア仕上げよりも接触防止への配慮が必要です。金属ロゴ、取っ手、付属品が隣の面を圧迫しないよう、実際の寸法と出荷条件に基づいて個包装、内部支持、外箱内の配置を確認します。

リピート注文では、生産再開前に承認サンプルと現行の色基準を特定します。天然突板と無垢材には個体差があり、塗装色も下地処理やツヤの影響を受けます。天然素材の見た目が完全に一致すると約束するのではなく、承認された方向性の範囲で管理します。色、ツヤ、素材の変更は承認後に記録し、新たな比較基準とします。

上質な仕上がりは最終塗装の前に決まる

不均一な縁、開いた継ぎ目、研磨跡、処理不足のMDF端面は、塗装後も目立ちます。下地処理は単なる見た目の調整ではなく、仕上げそのものの一部です。

01

素材の確認

MDF、無垢材、突板、オクメの別と、外から見える面、縁、継ぎ目、ロゴ位置を確認します。

02

研磨と目止め

平面、角、縁を整え、承認された外観に合う塗装下地をつくります。

03

プライマー・下塗り

最終的な着色や透明塗装の前に、素材と仕上げに必要な下地工程を行います。

04

塗装と硬化

確認済みの仕様で塗装し、取り扱いを管理しながら、組立や研磨の前に十分な硬化時間を確保します。

05

研磨仕上げと保護

必要な磨き工程を終え、組立、検品、梱包まで見える面を保護します。

木箱の表面を磨く工程

現物サンプルの承認

量産前に、実際の素材と構造で色、ツヤ、木目、縁の状態、ロゴの見え方をご確認ください。

製品とブランドの位置づけに合う表面づくり

同じ木箱の構造でも、素材と仕上げによって、自然なクラフト感、控えめな高級感、店頭で際立つ光沢を表現できます。

XRXショールームの天然木仕上げと塗装仕上げの木箱見本

天然木・突板

ワイン、葉巻、ギフト、ディスプレイなど、素材感を大切にする木目のある仕上げ。

XRX展示室に並ぶ特注塗装の木箱

マット・光沢塗装

香水、時計、ジュエリー、電子機器、高級ギフト向けに、ブランドカラーを管理した塗装。

ショールームの高級木製品の表面仕上げサンプル

高級ラッカー仕上げ

下地処理、硬化、研磨、保護に時間を確保できる案件向けの高光沢仕上げ。

ガラスのような表面には、より長い工程が必要です

ピアノ塗装は、厚みのある磨き上げた表面を求める高級ワイン、香水、ジュエリー、時計、展示、ギフト向けに選ばれます。厚い塗料を一度に塗るのではなく、安定した下地処理、塗り重ね、硬化、研磨によって質感をつくります。

角、凹部、金具位置、フタの隙間によって、構造の適性が変わります。見積段階で納期と梱包時の保護を検討します。よりシンプルなマット、光沢、突板仕上げが適している場合、XRXが一律にピアノ塗装を推奨することはありません。

01

構造の確認

形状、縁、金具周辺を確認。

02

塗装工程の設計

下地、着色、透明層の構成を計画。

03

硬化時間

各工程間に必要な時間を確保。

04

最終保護

梱包時に研磨面同士の接触を防止。

木箱の仕上げに合わせたブランドロゴ加工

仕上げとロゴは一緒に承認してください

印刷、箔押し、彫刻、金属プレートは、天然木、マット、光沢、ラッカーの各表面で、コントラストや密着性が異なります。

色・ツヤ・表面保護の管理

木箱の表面仕上げは、各製造工程と梱包前に確認します。天然素材によるばらつきと塗装不良は区別して基準を定めます。

確認する仕様

  • • 素材、突板の樹種、見える面の木目方向
  • • 色見本、ツヤの程度、承認済み現物サンプル
  • • 縁、継ぎ目、角、凹部の外観
  • • ロゴの加工方法、サイズ、位置、コントラスト
  • • 塗装完了後の金具取付

ご提供いただきたい情報

  • • 収納する製品と箱の構造
  • • ご希望の材料・芯材
  • • 色、ツヤ、質感の参考資料
  • • ロゴのベクターデータと配置
  • • 数量、希望納期、梱包条件

仕上げガイド 、または 品質管理工程をご覧くださいをご覧ください。

木箱の表面仕上げに関するよくある質問

オーダーメイド木箱やディスプレイ製作の準備に役立つ回答です。

自然な木目を見せるには、どの仕上げが適していますか?
通常はクリア塗装、透明着色、または同様の保護仕上げを選びます。樹種や突板、研磨、着色、承認サンプルによって仕上がりが変わります。
ピアノ塗装はどの木箱にも適していますか?
いいえ。下地処理、硬化、研磨、保護に時間を確保できる、特定の構造や高級製品向けの案件に適しています。
ブランドカラーに合わせられますか?
ご提供の色見本から塗装色を開発できます。素材、ツヤ、照明で見え方が変わるため、承認済み現物サンプルを製造基準とします。
塗装面にロゴを入れられますか?
はい。仕上げとデザインに応じて、UV印刷、シルクスクリーン印刷、箔押し、金属プレート、対応可能な彫刻や取付方式を検討します。
仕上げによって納期は変わりますか?
はい。多工程のラッカー仕上げ、特注色の開発、繰り返しの研磨、硬化、磨きには、クリア塗装や標準的なマット塗装より時間が必要な場合があります。
光沢面は輸送時にどのように保護しますか?
寸法、構造、接触箇所、金具、付属品に合わせて保護方法を計画し、個包装と外箱梱包で磨いた面同士が触れないようにします。

木箱に合った
表面仕上げをご提案します

製品、素材、希望色、ツヤ、木目方向、ロゴ、数量、納期をお知らせください。試作と量産に適した仕上げ工程を検討します。

20年以上

木製品の製造経験

32,000㎡

生産施設

約300名

従業員

OEM / ODM

サンプルから量産まで